介護施設の照明はどうなっているのか?と思い、ネットで画像検索してみた。
案の定、ほとんどの施設が天井に明るい照明のみ。ベッドから見たら「眩しい」ということに全く配慮がない。(実際には入居者が電気スタンドなどを持ち込んでいるのかもしれないが、気付かずそのままという人も多いことだろう)
しかも、あの状態では寝るまで明るい照明にさらされることになる。下手すると睡眠に問題が出て、体内時計が狂い、昼夜逆転にもつながりかねない。
ただ、問題に気づいたとしても、既存の施設を改装するとなると費用面でも課題は多い。つまり現状は変わらないということになる。
というわけで、実現可能なプランとして照明塾ではDIYでのあかりのリノベーションを提案している。
これまで2例ほど実施し、とても好評だ。そして今、このプロジェクトのためのチラシを作成している。
それを考えている時、もう一つアイデアが出た。
それは介護施設への「あかりのレンタル」。
契約して季節ごとにあかりを届ける。例えば春になれば桜のあかりと言った具合だ。
病院でもそうだが、あかりがあると医療・介護(看護)スタッフの心の癒しにもなる。